Olympus OM-1
いわずと知れた名機「OLYMPUS OM-1」これが僕の初めてのフィルムカメラでした。
フィルムなんて...と思っていた僕でも、このデザインに心惹かれ「一台くらいインテリアとして買ってもいいだろう...」と思ったのがフィルム生活の始りでした。
このカメラ、色々なサイトでもまとめられているように、初心者にも使いやすい操作性と他のカメラと比べても非常に軽いため、これからフィルムカメラを始めたいという方にはオススメの一台かと思います。
なによりも、僕のように「使うかわからないけれどもかわいいし...」といったような気持ちで買えるくらいのお値段という点も人気の秘訣なのかもしれません。
ちなみに僕はシャッター完動にも関わらずカメラの〇タムラで中古で¥7000で購入しました。
安い理由はホコリまみれということでしたが素人の僕でも掃除できるレベルのものでした。
※ちなみにレンズは同店にてOM50mmF1.4 を¥3000で購入。
なんと初期投資1万円。
それでは簡単に各部位の説明を記載したものをあげてみます。
なんとセルフタイマーレバーもついている充実さ。
設定可能秒数は4~12秒。セルフタイマーが動く時の音は安っぽいのですがそれがまたなんとも言えずかわいらしいのです。
そしてなんと多重露出もできちゃうんです。
やり方はなんともチカラ技感は否めないのですが、しっかりと当時の説明書にも載っていたりしますので一応に簡単にまとめておきます。
【多重露出のやり方】
①1回目の撮影が完了したら一度フィルムのたるみをとるため巻き戻しクランクを止まるまで回す
②巻き戻しクラッチの赤い指標部を"R"に合わせる
③巻き戻しクランクと巻き戻しクラッチを両方同時にしっかり押さえたままフィルム巻上レバーを動かしフィルムを巻き上げます。
※このすることでフィルムは巻き上げられずシャッターチャージができる
④巻き戻しクラッチをもとに戻し、普通に撮影することで2重露出ができます。
※①~④を繰り返せば何回でも露出が可能
ただしフィルム撮影枚数は多重露出分だけ進んでしまいます(笑)
実際に撮影した画像はこんな感じです。
いかがでしょうか。
そう、皆さん気づいたと思いますが、この多重露出めっちゃズレます。(笑)
このためチカラ技感が否めないのです。コレ慣れるとうまくいくものなんでしょうか...
多重露出やセルフタイマーのほかにもフォーカシングスクリーンを変更できたり、
モータドライブやフラッシュを付けることができたりなんでもござれのアクセサリーの豊富さには驚かされます。
※顕微鏡にも使えるようマクロフォトユニットなどがあるのもOLYMPUSならではです(笑)
いかがだったでしょうか。この値段でこのデザインかつ遊び尽くせる機能の充実さ。
もし気になりましたら、中古カメラ屋で見かけた際には是非手に持ってみてください。
カメラの紹介はここまでとして、残りは実際に本機で撮影した画像を何枚か載せて締めさせていただきます。
1コメント
2018.07.06 07:19